脳震盪後症候群の危険性 …大リーグ・青木選手のケース

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脳震盪後症候群の危険性 …大リーグ・青木選手のケース

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脳震盪後症候群の危険性 は意外に知られていません。

米大リーグ、ジャイアンツの青木宣親選手は9日、カブス戦で頭部に死球を受けて途中交代しました。12日、青木選手は2試合ぶりの先発出場を果たしますが、試合中にめまいを感じたため、4回終了後に退きました。

 

これを受けてボウチー監督は、青木選手が故障者リスト入りする可能性を示唆しています。青木選手の活躍が見られないのは残念ですが、慎重な判断には理由があります。脳震盪(のうしんとう)は事故が起きた後のケアが非常に重要になるからです。

 

受傷直後に異常が見つからない脳震盪

 

頭部への衝撃によって一時的な脳機能障害を引き起こすことを脳震盪といいます。症状としては、頭痛やめまい、目のかすみ、耳鳴り、吐き気などがあります。さらに、記憶の消失、ろれつが回らない、呼吸や脈拍が乱れるといった、より重い症状が現れることもあります。

 

脳震盪は受傷直後に異常がなくても、数週間~数か月後に頭痛や意識障害、片麻痺などの症状を訴えることがあります。脳震盪は、受傷後しばらくの間、注意深く経過を観察する必要があります。

 

 

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