子どもの急な病気 …そのとき慌てないように知っておきたいこと

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子どもの急な病気 …そのとき慌てないように知っておきたいこと

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子どもの急な病気 …お母さんはじめ周りはあわててしまいますね。それが夜中であれば、なおさら親の不安も大きくなります。そうした緊急事態に備え、基本的な症状への対処法を知っておくと安心できます。発熱、けいれん、呼吸が苦しそう、といった症状は子どもによく見られるものです。子どもにこうした症状が現れたらどうすればよいのか見ておきましょう。

 

子どもの急な病気 発熱している場合

 

発熱時には水分補給が第一です。水分を十分に与えてください。乳幼児には、乳幼児用のイオン飲料をこまめに与えてください。寒がって震えている場合は、暖かくしてあげましょう。でも、震えや寒気がおさまったら、今度は暑がりますから、汗をかいていたら寝衣を取り換えて薄着にしましょう。

 

子どもは、発熱していても元気があって機嫌がよいときがあります。水分を取れていれば、様子をみていいでしょう。しかし、水分が取れず、元気がなくグッタリしているようならば、受診が必要です。

 

発熱している場合は、冷却シートや冷たい水を入れたビニール袋を、わきの下や脚の付け根(そけい部)に当ててもいいでしょう。激しい嘔吐や頭痛を伴う場合も、受診しましょう。

 

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