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累積疲労の症状と正しい対処法
累積疲労の症状には、初期・中期・末期の3段階があります。それぞれを見ていきましょう。
初期
症状
・小さなミスやド忘れが増える
・些細なことでイライラする
・ある程度長時間連続して眠ることができる
・起きるときもすっきり目が覚める
対処法
・1日30分程度の運動
・ぬるめのお風呂につかる
初期の症状は、イライラや小さなミスなど仕事や日常生活に差支えが出てきます。対処するには、適度な運動が必要です。脂肪を燃やしやすくするためにぬるめのお風呂にゆっくりつかる習慣をつくりましょう。
中期
症状
・たくさん寝ても眠い
・寝たのに疲れがとれない
・即断即決ができない
・首、肩、背中、腰がこる
・頭痛がする
・目の奥が痛い
・目元が痙攣する
・風邪でもないのに痰が出る
対処法
・とにかく身体を休めること
・休日は最低でも12時間を目標に眠る
累積疲労の中期の症状は、睡眠をとっても疲れがとれず、身体がだるく重いことが特徴です。この場合、運動や入浴をしても逆効果。余計に疲れてしまいます。とにかく身体を安静にすることが重要です。
末期
症状
・疲れているのに眠れない
・一度座るとなかなか立ち上がれない
・まっすぐに歩けない
・人ごみに出られない
・涙が止まらない
・自殺を考える
末期の症状にまで来ると、自力で治すことは不可能です。また、心の病気にもつながりかねませんので、早いうちに必ず病院へいきましょう。治療すれば確実に回復します。
ただの疲れだからといってあなどってはいけません。疲労を改善するには、規則正しい生活習慣を取り戻すことが何よりも大切です。思い症状になる前に、疲れを感じたらすぐに心と身体のケアをしましょう。
参考:累積疲労だと感じたら、まず何をやめるべきか(http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2004/20040112/766/)
※スタミナをつけるために必要な栄養素や食事については スタミナのつく 食事ってどんなもの?をご覧ください
執筆:Mocosuku編集部
監修:岡本良平(医師)
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