(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
「結膜下出血」の原因は?
突然白目に赤い出血がみられる結膜下出血。視力低下や痛みなどはないものの、見た目に強いインパクトがあることから、心配になってしまう人も多いでしょう。結膜下出血の原因は多岐にわたります。まず、眼局所のものでは次のようなものが挙げられます。
・目の手術
・目の炎症(ウイルス性結膜炎など)
また、全身性のものであれば、次のようなものが原因と言われています。
・高血圧
・糖尿病
・インフルエンザ
・腎透析
とはいえ、思い当たることがなくても出血することがあります。それは次のような日常的なシーンが原因となると考えられています。
・くしゃみ
・せき
・お酒の飲みすぎ
・月経と同時に起こる
ほかにも分娩時や腹圧を加えた場合にみられることがあります。いずれにしても、明確な原因はわかっていません。
「結膜下出血」はどれくらいで治るの?
目の出血はだいたい10日前後で自然に吸収されて治ることが多いです。出血量が多いものの場合は2~3か月かかることもあります。しかし、いずれにしても自然に吸収されるので、放置しておいてもかまいません。とはいえ、頻繁に繰り返したり、痛みやかゆみがある場合、外傷を受けた場合や熱を伴う場合は眼科で診てもらいましょう。
監修:岡本良平(医師)
スポンサーリンク