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治療法について
悪性リンパ腫の治療には、抗がん剤を用いる化学療法と放射線療法があります。
手術を必要とすることは稀です。治りにくいリンパ腫や治療の効果が十分でない患者さんに造血肝細胞移植が有効な場合があります。どの治療法が適しているかは、リンパ腫の病型や広がりにより異なります。
抗がん剤治療
ホジキンリンパ腫か非ホジキンリンパ腫か、さらにそれぞれ細かく分類された病気によって治療法が事なります。またがん細胞の悪性度によっても、治療法を細かく分けることができます。従って、適切な抗がん剤治療を受けるには、正確な診断がとても重要となってきます。
近年、悪性リンパ腫の抗がん剤治療の成績を大幅に向上させたのが、分子標的治療薬です。このように2008年頃から画期的な新薬がでて、抗がん剤治療は新しい薬剤の開発により大幅に進歩し、これからも期待がもてる治療法でしょう。
<執筆>
南部洋子(なんぶようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師 株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
<監修>
・坂本 忍(医学博士 公認スポーツドクター(日本オリンピック委員会強化スタッフ))
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