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お殿様気分のモラハラ夫 :「誰のためで飯が食えると思ってるんだ!」という思い込み
これがちょっとエスカレートしてくると、「俺は偉いんだ!!」「俺のおかげでお前は生きてるんだ!」と尊大な気分になり、妻の人としての価値を踏みにじります。
「お前には姫気分に浸る資格なんかないだろ!」という気持ちにもなるようです。
ご自分も「お殿さま」の価値があるかどうか怪しいのですが、このような時は自分のことは不問になってしまうのです。
こうして、妻の些細な何かが気に入らないと「殿を不愉快にする不届きものめが!!」と天誅…すなわち痛みとお殿さまに都合のよい「分別」を与えようとするのです。
「正しい方向に導いてやっている」という気分ですから、全く悪いとは思っていません。
たとえ言葉の暴力であっても、その心の痛みは想像を絶します。
しかし、ご主人は妻が感じる痛みも「お前が悪いんだから当然だ」と思っています。夫婦間の最低限の「思いやり」さえ忘れてしまうようです。
お殿様気分のモラハラ夫 :気づいてからではすでに手遅れな場合も…
夫婦関係はお互いの安らぎの場、憩いの場であってほしいもの。
しかし、夫婦間のモラハラは、おしどり夫婦として知られていた芸能人ご夫婦の別居でも疑惑として話題になりましたが、夫は往々にして気づかないようです。
我慢できなくなった妻の離婚活動、通称「離活」で初めて妻の不満に気づいた…というご主人も少なくありません。
妻が一時的な癒しを求めて他の男性に身をゆだねて家庭崩壊…という事例もあります。
原因がご主人の気づかないモラハラだったとしたら悲しいことです。
モラハラ傾向のある男性はエスカレートする前にぜひ気づいていただいて、ご家庭を守ってください。
自分を省みることも家族を守ることの一つです。
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