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「 ニンニクの食べ過ぎ 」 :1日あたりの目安量って?
ニンニクには主にふたつの栄養分が含まれています。ひとつは、ビタミンB1の吸収を高めて疲労回復に効果のある「アリシン」。アリシンにはほかにも風邪や気管支炎の予防、強い抗酸化作用によるがんの予防にも効果的です。そしてふたつ目は、新陳代謝をよくする「スコルジン」。スコルジンには、動脈硬化や脳梗塞の予防、肩こりや冷え予防の効果もあります。
最近ではサプリとしてニンニクの成分が含まれているほど、高い効果を発揮することで知られていますね。とはいえ、食べ過ぎると上述したようにお腹を壊してしまうことがあります。もっとも健康的に摂取できる1日あたりのニンニクの目安量は1玉をばらしたうちの1片です。加熱したものであれば3片まで摂取してもいいですが、子どもの場合は半分くらいに抑えたほうがいいでしょう。
また、胃腸へのダメージを防ぐためにも、ニンニクを食べるときは他の食べ物と一緒に食べたり、善玉菌を摂取できるヨーグルトと一緒に食べたりするようにしましょう。
「 ニンニクの食べ過ぎ 」 :ニオイが気になる人は、梅干しを食べよう
ニンニクを食べたことで、なかなかなくならない口臭に悩まされる人もいるでしょう。ニンニクを食べ過ぎると、善玉菌を殺菌するため腸内の食べ物を腐らせることがあり、おならがとても臭くなります。
ニンニクのニオイをできるだけ早く消すには、次の食べ物を摂取しましょう。
・梅干し
・緑茶
・牛乳
さらに、運動や入浴で汗をかくことによって、代謝を早めてニンニクの成分を体外へ排出することもできます。
健康にぴったりのニンニクですが、食べ過ぎると身体によくありません。摂取するときは適切な量を摂り、美味しく味わいましょう。
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