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年齢別に必要な 睡眠時間 が違うってホント?
近年、日本人の睡眠時間は不足気味と言われています。睡眠時には脳の疲労や肉体の損傷が修復されたり、成長ホルモンはじめさまざまなホルモンが分泌するので、十分な睡眠時間を確保することは、健康上、大切なことです。規則正しい睡眠をとることが奨められます。
最適な睡眠時間には個人差がありますが、目安として必要な睡眠時間は、次のとおりです。
・新生児(1~2か月):10~18時間
・乳児(3~11か月):10~13時間+数回の昼寝
・幼児期(1才~3才):12~14時間
・4~6才:10~13時間
・6~12才:10~11時間
・13~18才:8.5~9.5時間
・成人:7~9時間
・高齢者:7~9時間
加齢と共に睡眠の質が下がることも…
40代以降になると、睡眠時間の長さよりも、睡眠に対する満足度が低くなり、50代以上では睡眠障害を訴える人も多くなっています。「寝つきが悪くなる」「眠りが浅くなる」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚める」などです。
こうした睡眠への満足度は「睡眠の質」といわれ、加齢などによって、睡眠の質が低くなることも多くなります。
短すぎる 睡眠時間 による影響とは?
睡眠不足による影響には次のようなことが挙げられます。
・ストレスが解消できない
・老化の進行
・太りやすくなる
・疲れが取れない
・集中力と判断力が低下する
・イライラしたり不安を感じやすくなり、感情のコントロールが難しくなる
・コミュニケーション能力が低下する
・パニックを起こしやすくなる
・肌のシワやケガが治りにくい
・成績や学習能力が低下する
・ミスや事故を起こしやすくなる
・腸内環境が悪化して、がんや生活習慣病などにかかりやすくなる
長すぎる睡眠時間も悪影響?
一方、寝すぎも、日常生活や健康にさまざまな悪影響を与える、睡眠の質を低下する原因となっています。次のようなことが挙げられます。
・太りやすくなる
・背中が痛くなる、腰痛につながる可能性がある
・頭痛や吐き気がする
・脱水症状になる
・うつ病、心臓疾患、認知症、糖尿病などの疾患リスクを高める
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