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ファッションモデルの高橋メアリージュンさんが、「顔面神経麻痺」を患っており、投薬治療を受けていることをブログで告白したことがありましたが、 顔面神経麻痺の原因や症状、治療法 について知っていますか?
高橋さんはテレビの収録後、急に顔の一部が動きづらくなったそうです。病院で診察を受け、服薬治療しているそうですが、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
顔面神経麻痺の原因や症状、治療法 :顔面神経麻痺とは
顔面神経麻痺とは、顔面神経によって支配されている顔面筋の運動が麻痺する状態を指します。原因が明らかな症状性顔面麻痺と、原因が不明な突発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)とに分けられ、多くはある日突然発症します。
顔面神経は、運動神経以外にも舌の味覚を伝達する働きを持つほか、アブミ骨筋という音量を調節する小さな筋も支配しています。ベル麻痺の場合、自分で鏡を見た時や、他の人に指摘されて初めて顔の半分が歪んでいることに気がつくケースが多いと言われています。
ベル麻痺は年間10万人あたり約25人の発生率と言われており、決して稀なものではありません。中耳炎などの耳の病気や耳下腺炎で顔面神経麻痺が起こる場合があります。その麻痺の50%は3週間以内に、25%は3か月以内に完全に治ります。
しかし、10〜15%の人には麻痺が残ると言われています。筋肉をまったく動かせないような完全な麻痺になった場合、あるいは3週間以内に改善の兆しが出ない場合には、治りにくいと言われます。麻痺が軽度の場合は、回復が早く完全に治る可能性も高いと言われています。
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