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ヨーグルトの作り方 (2)
自宅でヨーグルトを作る方法とは?
自宅でヨーグルトを作るのに必要なものは、「ヨーグルトの種菌」と「牛乳」だけ。とても簡単で、繰り返し使えるので経済的です。
1:牛乳にヨーグルトの種菌を混ぜる
2:振る・スプーンを使うなどして牛乳と種菌をよく混ぜる
3:常温で発酵させ、牛乳の表面が固まったら完成
固まったヨーグルトは冷蔵庫で冷やし、食べるときは好みで蜂蜜や砂糖、ジャムをかけて食べましょう。牛乳パックを使えば食器も必要ないので、洗いものも出ません。不器用な人でも簡単に作れます。
ヨーグルトの作り方 (3)
はじめてヨーグルトを作るときの注意点
ヨーグルトができあがったサインは「プリン状に固まっていること」「見た目が白色であること」「味が美味しいこと」、この3つが目安になります。はじめてヨーグルトを作るときには次のことに気を付けましょう。
牛乳に種菌を加えるときのコツは?
種菌が底に固まってしまうと失敗する可能性があります。スプーンですりつぶすようにして溶かすと、乳酸菌が全体にいきわたり、美味しいヨーグルトが完成します。かきまぜるときは、スプーンを上下に動かすようにしましょう。
発酵中はかきまぜたほうがいい?
種菌がダマになってしまったときはかきまわしたほうがいいですが、乳酸菌は空気を嫌うため発酵途中で混ぜると失敗します。ある程度ダマがなくなったらそのまま置いておきましょう。
どれくらいでできあがるの?
発酵時間は季節によって異なります。春夏秋は24時間、冬は48時間くらい必要です。ヨーグルトが固まりだすのは発酵が終わる最後の3時間なので、なかなか固まらないからといって心配する必要はありません。固まったら冷蔵庫に冷やし、2時間ほどしたら食べごろです。
手作りヨーグルトは冷蔵庫に入れてから寒い時期には1週間以内、暑い時期では3日以内に食べきるのがいいでしょう。
ヨーグルトをつなぐにはどれくらい残しておけばいい?
ヨーグルトをつなぐには、次に作るヨーグルトの量の5~10%ほどを残しておきましょう。とはいえ、20%以上残してしまうと上手にヨーグルトが作れないことがあります。ヨーグルトを種菌からではなくつないでつくる場合は、種菌のときの半分の時間で完成します。
自宅で簡単に作れるヨーグルト。朝食はもちろん、小腹がすいたときのおやつにもぴったりですね。
監修:山本ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
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