(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
ヨーグルトはいつ食べるのがいいの?
食前と食後、どっちがいい?
乳酸菌は胃酸に弱いため、食べても多くの乳酸菌が胃酸によって死んでしまいます。胃酸は空腹の状態で食べ物が入ってきたときに盛んに分泌され、食べ物によって薄まっていきます。そのため、乳酸菌の効果を最大限に生かすには、食後のほうが効果的です。
最近では、「生きて腸に届く」と謳った胃酸に強い菌が製品化されているので、空腹のときにはそのような製品を選ぶのも良いでしょう。胃酸で死んでしまう乳酸菌を摂っても意味が無いと思っている方も多いですが、食後に食べるメリットもあります。乳酸菌は死んでしまっても腸内で免疫成分が多数存在する箇所を刺激する作用があり、免疫細胞を活性化させます。ヨーグルトに求める効果によって、食べるタイミングを選ぶことが大切です。
朝と夜、どっちがいい?
時間による効果の違いには、身体のリズムと関連があります。朝は身体を起こし、1日の活動をスタートする時間です。特に、腸が刺激されると、排便や代謝アップにつながります。朝、昼、夜のうち、朝食後に摂取する群が最も便の回数も増加するといわれています。
一方、夜は身体を修復する時間。カルシウムは筋肉や神経を穏やかにする働きがあり、身体の修復には不可欠です。夕食後のデザートや夜遅くに小腹がすいたときにも、低カロリーで消化がよいヨーグルトなら安心ですね。
おすすめは「朝食後ヨーグルト」
便秘を改善するためには、規則的なリズムを作る刺激が大切です。朝食後にヨーグルトを食べることで、胃酸の影響を少なくし、腸を刺激することができるので、便秘改善に効果的です。便秘改善以外にも、規則的に腸内に乳酸菌を届けることで、その働きを生かすことができます。
スポンサーリンク