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扁桃腺の手術 :摘出手術が必要な場合
手術が必要となるケースは、繰り返し扁桃炎を起こす、扁桃炎による発熱が頻繁である、発熱の際に血尿がみられる、扁桃肥大のために呼吸が苦しくなる、などです。手術は、現在は全身麻酔で行い、口から扁桃を摘出するので、顔や首に傷がつくことはありません。入院期間は、通常は数日から10日ほどです。
扁桃腺の手術 後のリスク
扁桃がなくなると頻繁に熱が出たりすることはなくなりますが、直後は少なからず高熱が出る場合があります。また喉の痛みは、しばらく続きます。特に食事を飲み込むとき、また唾を飲み込むときにも痛みがありますが、次第によくなっていきます。
声は一時的に高くなったりして、以前と少し違った声になることもありますが、しばらくすると元に戻ります。痛みがあるときには、力んだりしないほうがいいですね。あせらず徐々に元の生活になれる事が大切です。
執筆:南部洋子(看護師)
坂本 忍(医学博士、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
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