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執筆:Mocosuku編集部
監修:岡本良平(医師)
秋は肌が乾燥する季節です。これからの季節に備え、いつも以上に保湿を丁寧にしている女性も多いのではないでしょうか?美肌づくりにはスキンケアが欠かせませんが、それ以外にも秋は特に心がけたい 肌ケア対策 のポイントが2つあります。それでは見ていきましょう。
肌ケア対策 1:睡眠時間だけでなく「就床時間」を同じにする
2015年9月に株式会社ディセンシアが30~40代の働く女性158名を対象に行った意識調査によると、「睡眠時間が短いとファンデーションののりが悪くなると感じる」と回答した女性が93%にのぼります。美肌と睡眠時間が密接な関係であることは多くの人がご存知でしょう。
これは、肌の修復は睡眠中に行われますが、睡眠時間が十分にとれないと肌の再生がスムーズにいかなくなるからです。短い睡眠時間は身体の体温を低下させ、肌のキメが乱れてしまいます。これが続くと自律神経のリズムやバランスが乱れ、肌のくすみが目立ってしまうことがあります。
さらに、2012年に株式会社omronが「美肌づくりキャンペーン」に参加したモニター女性を対象に行った調査では、就床時間のばらつきが平均して34分のグループと、ばらつきが平均して1時間39分のグループとに分けて比較しています。この結果からは、就床時間のばらつきが小さいグループは、大きいグループに比べて約3.4倍も肌の水分保持力が高く、6.1倍もハリや弾力があることがわかっています。
つまり、美肌の人ほど毎日同じ時刻に就寝し、同じ時刻に起きる習慣があるのです。美肌づくりには睡眠時間をしっかりとるだけでなく、就寝や起床時刻を統一させることを心がけましょう。
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