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声を若々しく保つ 、声帯をケアするには
前にも述べたとおり、声帯には潤いが必要なため、これからの季節は乾燥にも注意が必要です。首まわりの保温や、うがい、加湿器などで喉をケアすることを心がけましょう。また、しゃべるときに腹式呼吸を意識するのも、喉に負担をかけないためには効果的といわれています。「お腹から声を出す」のが実感しにくい人は、あお向けに寝て、おへその下あたり手をあて、「鼻から吸って、口から吐く」呼吸をすると、息を吸ったときにお腹がふくらむのがわかりやすいと思います。
さらに、簡単な声帯のトレーニング法としては、適度に歌をうたうことがよいとされていますが、くれぐれも「お酒を飲みながらのカラオケの熱唱」には要注意。のびのびと気持ちよく、喉に負担をかけないように歌うのが、声帯だけでなく、心身の健康にとっても効果的といえるでしょう。
監修:坂本 忍(医学博士、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
<執筆者プロフィール>
井澤佑治(いざわ・ゆうじ) ライター
通販メーカーのコピーライターとして、健康食品などの広告を数多く手がけたのちに、ダンサーとして独立。国内外で公演やワークショップ活動を展開しつつ、身体操作や食事療法などさまざまな心身の健康法を探究する。現在はダンスを切り口に、高齢者への体操指導、障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などにも携わっている。
<参考>
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/sazaesan/sazaesan_cast.html
(サザエさんキャラクター紹介 フジテレビ)
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