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ここでは 大型台風の注意点 についてご紹介します。
日本のはるか南東海上、南鳥島の近海を「大型の台風23号」が西北西に進んでいます。気象庁によると、今後、台風23号は進路を北寄りに変えて加速し、週の中頃には強い勢力で日本の東海上を北上し、北海道に接近する見込みです。

 

毎年いくつもの台風に見舞われる日本ですが、実は、このような経路で北日本の太平洋岸をかすめる大型台風については経験知があまりありません。特に船舶や沿岸地域では、台風の中心気圧や中心位置などによる予断を持たない注意・警戒が必要です。もちろん、強風によるケガといった健康被害にも留意しなければなりません。ここでは、 大型台風の注意点 について説明します。

 

大型台風の注意点 （１）
台風の大きさは何で決まる？

「大型」や「超大型」といった台風の大きさは、風速15m/s以上の「強風域の広さ（半径）」で定義されます。「大型」は強風域の半径が500km以上～800km未満の台風を示し、強風域半径が800km以上の台風については「超大型」と表現します。なお、台風のような「大きさによる階級分け」は、ハリケーンやサイクロンの圏内では行われていないようです。

 

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