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10月5日から番号通知が始まったマインバー制度ですが、 マイナンバー制度の悪用と特殊詐欺 被害についてのニュースが早速取り上げられてます。
10月6日には、マイナンバー制度を悪用した高齢者への詐欺が発生したことを、消費者庁が発表しました。不審な電話を受けた70代女性が、現金を支払わされる被害に遭ったとのことです。高齢者を狙った特殊詐欺は、手口もますます巧妙になっています。安心した老後を過ごすために、私たちはどう備えればいいのでしょうか?
来年から社会保障(医療、年金、福祉分野)、税金、災害対策の場面で行政手続が簡素化され、煩雑な行政手続きが減るのは高齢者にとっても便利ですが、その管理には不安の声もあがっています。
マイナンバー制度の悪用と特殊詐欺 :巧妙な電話での詐欺
消費者庁によると、70代の女性は、公的な相談窓口を名乗る人物からの電話で嘘のマイナンバーを伝えられたということです。そしてその後、別の男性から「公的機関に寄付をしたいのでマイナンバーを貸してほしい」と連絡があり、教えてしまいました。
すると翌日、寄付を受けた機関を名乗る人物から連絡があり、「マイナンバーを教えたましたね、それは犯罪に当たります」と、現金支払いを要求され、女性は支払ったということです。
このように、現在は詐欺も巧妙化しています。複数人で二重三重に仕掛けてこられては、お年寄りでなくてもだまされてしまう可能性があるでしょう。
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