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サッカーJリーグの川崎F・大久保選手の妻が、「胞状奇胎(ほうじょうきたい)」で、抗がん剤治療が必要になったことを公表しましたが、 胞状奇胎の症状や治療法 にはどのようなものがあるのでしょうか?
大久保選手は、抗がん剤の副作用で、髪が抜ける可能性もある妻を気遣い、3人の子どもといっしょに丸刈りにした写真も掲載されました。
胞状奇胎の発生頻度は、40年ほど前の1974年には、人口10万人あたり4.96人だったものが、1997年には0.68人と急激に減少しています。近年の少子化に伴って絶対数は減少していますが、それでも、分娩の350~500回に1回の割合で発生します。高齢(40歳以上)になるとやや発生率が高くなるといわれています。
アジア地域に多い病気で、欧米の3~4倍の発生数です。胞状奇胎自体は悪い病気ではありませんが、「絨毛がん」になる可能性があるので、厳重な管理が必要なのです。胞状奇胎の後で、がんなどが発生する確率は、8~10%です。詳しくご紹介しましょう。
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