手術は必要?「 斜視 」の症状と治療法とは

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手術は必要?「 斜視 」の症状と治療法とは

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今年5月に、5年間症状の続いた 斜視 の手術を受けたアイドルグループ「仮面女子」の神谷えりなさん(23歳)が、術後の経過が順調であることを明らかにしました。「周りもよく見えるようになって、性格も明るくなった」と話しています。

 

高校2年生の春から眼を酷使すると内斜視になり、眼科では「開散麻痺」と診断されていた神谷さん。「斜視」や「開散麻痺」とはどのような病気なのでしょうか?

「 斜視 (しゃし)」とは

通常であれば、両眼の視線は固視目標(みつめる対象物)に向かってそろっています。それに対して斜視は、片方の眼が固視目標を見ているときに、もう片方の眼が内側や外側、または上や下に向いている状態をいいます。斜視には主に次のような症状が見られます。

 

・対象物がふたつ重なっているように見える
・焦点が合いにくい
・人と目線が合わない
・ずれている方の眼の視力が悪くなる
・眼が疲れやすい
・立体感を感じにくい
・まぶしい

 

斜視は乳幼児から見られる眼の位置の異常と思われていますが、ある程度年を重ねてから後天的に斜視になることもあります。生まれたときから斜視である場合には、親や周りの大人が気づいて眼科で診てもらう場合が多いですが、気が付かれなかった場合は子どもの自覚症状も少なく、そのまま気が付かずに大人になる場合もあります。一般に斜視には主に次が挙げられます。

 

内 斜視

片眼がまっすぐ前を見ているときに、もう片方の黒眼が内側に寄っている状態です。原因は「外転神経麻痺」や「開散麻痺」「輻輳痙攣(ふくそうけいれん)」があります。外転神経麻痺は眼を外側に動かす神経が麻痺した状態をいい、頭部外傷や脳血管障害などが挙げられます。

 

また、一般により眼のことを「輻輳(ふくそう)」といい、反対に離し眼のことを「開散(かいさん)」といいますが、「開散麻痺」は、遠くを見るときに眼を離す離し眼(開散)がうまくできない状態をいいます。今回、神谷さんが診断を受けて手術したのも、開散麻痺からくる「内斜視」でした。

 

外 斜視

片眼がまっすぐ前をみているときに、もう片方の黒眼が外側に寄っている状態です。代表的な斜視であり、重い原因としては動眼神経麻痺が挙げられます。動眼神経は、まぶたやひとみの動きに関わる神経で、これが麻痺すると外斜視による複視(ものが二重に見える)や眼瞼下垂(眼が十分に開きにくい)などの症状が現れます。

 

上下 斜視

上下斜視は、片方の眼が対象物を向いているときに、もう片方の眼が上あるいは下を向いている状態を言います。これは、眼を下のほうへ引っ張る筋肉「上斜筋」の動きが悪くなることが原因で、先天性のものから糖尿病や頭部外傷まで原因はざまざまです。一部では自然に治ることがあるといわれ、一日のなかでも症状が強いときと弱いときがあります。

 

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