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子どものほめ方 …ほめるのが苦手なお母さんは、お風呂を活用してみて!
子どもをほめることは、子どもに自信をつけさせ、難しいことにもチャレンジできる意欲を育みます。それが比較的簡単にできるのがお風呂です。お風呂でのコミュニケーションの特徴は、短時間で濃密なこと。狭い空間の中、周囲には気を散らす物がほとんどありません。お母さんは子どもに、子どもはお母さんに意識を集中させやすい環境といえます。
お風呂での濃密なコミュニケーションでは、ひとつひとつの言葉が心に響きます。このタイミングでほめてやることは、子どもを大いに励ますことになるでしょう。
子どものほめ方 …
ほめやすいポイント…「一人洗い」
子どもをほめて伸ばすためには、次の3つのポイントを意識するとよいでしょう。
1)結果ではなく、努力した過程をほめる。
2)具体的なことを指してほめる。
3)兄弟やお友達と比べるのではなく、過去の本人と比較してほめる。
ほめるポイントがなかなか見つからないというお母さんは、髪を一人で上手に洗えたことをほめるといいでしょう。
「丁寧に洗えてエライよ!」
「髪の毛がキレイになったね!」
「お母さんが手伝わなくても、シャンプーが上手に使えるね!」
という具合です。
子どもにとって一人で髪を洗うのはとても難しいことです。難しいことをしっかりできていると認めることは、子どもの自尊心を大いに刺激するに違いありません。
「ほめることが大切」とは良く言われますが、それは、数多くほめるということではないでしょう。普段は叱ってばかりでも、ときどき心に響く「ほめる」さえあれば、子どもは自分に向けられた愛情の深さを感じ取り、スクスク育っていくでしょう。「叱ってばかり」と自分を責める必要などないのかもしれませんね。
<参考>
・忙しいママの子育ては”ほめたいのに叱ってしまう“現実が浮き彫りに! そんなママへのオススメは、お風呂でのホメニケーション 〜 絶好のチャンスは”ひとりシャンプー”ができた時 !!〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000015770.html
執筆:斉藤雅幸(Mocosuku編集部)
監修:山本恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター。立教大学大学院卒、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ副社長
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