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「 小児慢性疲労症候群 」とは、これまで健康に生活していた子どもが、ある時原因不明の激しい全身疲労感に襲われ、集中力の低下、頭痛、腹痛、吐き気、睡眠障害、思考力の低下、学習能力の低下、記憶力の低下などが続くようになる病気です。勉強が手につかなくなったり、遊べなくなり、学校生活が困難となって不登校やひきこもりに至ります。
この病気は、「慢性疲労症候群」として、大人でもかかります。世界的にこの病的疲労の存在は認められいますが、原因がはっきりとわかっていません。対人的・物理的・化学的・生物学的な「複合ストレス」がきっかけとなって発症すると言われています。子どもの不登校について、まさか病気だとは思わずにいる親御さんは、当然ですがまだまだ多いそうです。
小児慢性疲労症候群 どんな子どもに多いの?
まじめな頑張り屋さんの子どもに多く見られると言われています。学校生活や日常生活も何かと無理をしてがんばっている子が、責任ある役割を担ったり、クラブ活動で毎日激しい練習に打ち込んだりするなどしていると、過度のプレッシャーにより誘発される傾向があります。また、持続性のある不安や緊張が、慢性疲労症候群につながるとも指摘されています。
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