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症状が軽い場合以外は、入院治療を要します。呼吸困難がそれほど強くない場合は、細菌感染に対して抗生剤と喉頭蓋の腫れを軽くするためにステロイド剤の点滴を行い、呼吸困難が悪化しないかどうか慎重に観察します。
呼吸困難が激しい場合や症状が短時間で進んでいる状態ならば、気管内挿管や気管切開を行い、緊急気道確保が必要です。窒息の危険がなくなれば、抗生剤の投与によって治癒します。順調に経過すれば、通常は1～2週間ほどで改善し、気管切開した穴も塞ぐことができます。軽症であれば、4～5日で治るでしょう。
執筆：南部 洋子（看護師）
監修：岡本 良平（医師、東京医科歯科大学名誉教授）
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