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女性にとって福袋は「早い者勝ち」
一方で女性心理は採集の中で進化したといわれています。
女性は体力や機動力が男性に比べると弱いので手の届く範囲が限られています。
その範囲に価値があるかもしれないものが転がり込んで来たら、とりあえず手を出そうという心理が働くようです。
しかも、女性は集団で採集をしますが、ここには奪い合いの様相もあるようです。自分の手に届く範囲のものは隣の人も手が届くのですから、早い者勝ちです。
バーゲンやセール、福袋は価格面で「手が届く範囲」に転がり込んで来た価値があるかもしれないものです。
本能的に手も出るでしょうし、隣の誰かとも競い合うかもしれません。
女性が年末商戦では目立つのはこのような女性心理が関係しているのではないかと考えられます。
買い物は楽しいですが、いらないものを買いすぎて処分に困るなんてならないように注意してくださいね。
<執筆者プロフィール>
杉山 崇
神奈川大学人間科学部/大学院人間科学研究科教授。心理相談センター所長、教育支援センター副所長。臨床心理士、一級キャリアコンサルティング技能士、公益社団法人日本心理学会代議員。
公式サイトはこちら⇒ http://www.sugys-lab.com/
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