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「もっと頑張れば自信が持てるかも…。」「もっと一生懸命やればほめてもらえるかも…。」そう信じて、毎日、疲れ果ててボロボロになるまで自分を追い込んで生きてきた…。
なのに、未だに自信が持てない、誰にも褒められない…。
心当たりのあるあなたは、もしかしたら毒親育ちなのかもしれません。
毒親育ちで苦しんでいる人たちはどうすれば楽になれるのでしょうか。
毒親に悩まされてきた人たちのカウンセリングに20年取り組んできた臨床心理士で神奈川大学教授の杉山崇先生にお話を聞いてみました。
「毒親」ってどんな親?
毒親とは、勝手な都合で子どもから「誇り」を奪い続けた親のことです。
当たり前ですが、完璧な親はいません。大人の事情もあります。
その中で、やむを得ずに子どもの誇りを傷つけてしまうことはあり得ることです。
ですが、自分が楽をしたいがために子どもをいいように使う、子どもの「できない」が腹立たしいあまりダメ出しを繰り返す、このような親は毒親になりえます。
たとえば、子どもの親に気に入られたい気持ちを利用して「あれやっとけ、これやっとけ!」、子どもには難しいことを「なんでできないの!ダメじゃない!」と全否定する、このようなことが毎日繰り返されると子どもは誇りを失っていくのです。
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