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「別社会」には足を踏み入れない!
暮らし方としては覚せい剤を入手できない環境を維持することが最も大事です。
手に入らなければ所持することも使うこともできないからです。
覚せい剤が流通する別社会に足を踏み入れないように心がければいいのです。
犯罪に巻き込まれて強制的にその世界に連れ去られる場合を除けば、心がけ次第で覚せい剤に縁のない生活をおくることもできます。
しかし、その別社会の入口は私たちが暮らす社会のいたるところに開いています。「まさか」と思うような信頼していた人がその入口であることも少なくないのです。
その入口は私たちを心のスキマからくる苦悩から救うかのように見せかけて誘い込みます。
人の心はスキマだらけ
実は人の心はスキマだらけです。
どんなに充実した人生を送っていても変化が乏しくなると必ずスキマが生まれます。
心のスキマは生存競争の中で不測の事態に備えるために獲得した人類の才能の一つです。
しかし、現代社会では不測の事態は少なくなりました。
心のスキマが開きっぱなし…。人は贅沢なものでこれはこれで虚しいのです。
今の生活を変える気はない、でも何か虚しい…何かでスキマを埋めなければなりません。
誰もが依存できる何かが必要なのです。
仕事や家族など誰からも評価してもらえる何かに依存できる人は幸せです。
ですが、創作活動に苦しむアーティストのように家族や仕事仲間と分かち合えない悩みを抱えていたり、仕事や家族が依存できるほど充実したものになっていないと、スキマが広がります。
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