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自分でできる対処法
体が冷えると血液の循環が悪くなり、血液の滞留時間が長くなって腹痛を感じます。
これに対して自分でできる対処法は次のようなことです。
・ゆっくりお風呂に入ったり足浴などで体を温める
・カイロを腰や臍下に当てる
・温かいハーブティをゆっくり飲みリラックスする
・お腹いっぱい食べて胃を膨らませない
・運動やストレッチなどを普段から習慣づける。
月経困難症
2種の月経困難症
1、機能性月経困難症
器質的に異常がないのに月経痛が強い場合をいいます。
原因は、月経時にプロスタグランジンの過剰な生産が考えられます。
プロスタグランジンは、月経中に子宮の内膜から分泌されます。
子宮を収縮させる作用があり、経血を排出させる働きがありますが、月経困難症を起こしている人は、このプロスタグランジンの分泌量が多くなっていると言われています。
子どもを産んでおらず、子宮口が狭く経血がスムーズに排出されにくいとき、より子宮収縮を起こして排出を促すためにプロスタグランジンが多く分泌されるからだと考えられています。
2、器質性月経困難症
原因となる疾患があって起こる月経困難症をいいます。
子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫、子宮の奇形などがありますが、これらは治療をすることで改善します。
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