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立春の候、春の訪れが遠くないことを予感させる季節になってきました。
二か月足らずで年度が代わり、入学、入社、転勤、引っ越しなど「新生活」を予定される人も多いでしょう。
希望大学に入った、念願の会社に就職できた、みごと昇進を果たして栄転など、新生活が期待と希望に満ちていても、変化はやはりストレスを生みます。
頑張りすぎてゴールデンウィーク過ぎには五月病、独り暮らしに耐えかねてホームシックになるなど、抑うつ状態に陥るリスクを回避して、「備えあれば憂いなし」で新生活に臨みたいものです。
適応障害を理解する
急激な環境の変化になじめず、心身が悲鳴を上げているのが適応障害。
一種のストレス反応とも言われます。
新しい環境になって、当初は無我夢中でガンバっていても、結局ついていけず、新生活に居場所を見いだせない状態とも言えるでしょう。
たとえば適応障害の一つ「五月病」の場合、
やる気が起きない、
疲労感が取れない、
人間関係が面倒、
身体がだるい、
思考力や集中力が低下した、
考え方が悲観的になってしまう、
頭痛・腹痛に悩ませられる、
食欲低下など、
理由のよく解らない心身の不調に陥ってしまいます。
こうした状態が比較的長くなると、気分が落ち込み、周囲に対する興味や関心が減退する「抑うつ状態」に移行する場合もあります。
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