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最新の『生活時間調査』(NHK放送文化研究所、平成28年2月)によると、日本人の平均睡眠時間は、平日で7時間15分。
1995年以降、睡眠時間(平日)が短縮されてきた傾向が止まったようです。
24時間営業のお店、24時間テレビ、24時間サービスなど、大都会は今や「眠らない街」。
これを受けて、就寝時間が遅くなったり、睡眠時間が短くなったりする傾向が進んできました。
脳の疲労回復や肉体の損傷修復、成長ホルモンの分泌、さらに最近では記憶の整理・整頓など、健康にとって睡眠の重要性はますます高まっています。
睡眠時間の調整は睡眠「量」に関することですが、同時に「睡眠の質」を高めることも奨励されています。
睡眠障害
睡眠は健康や長寿にとって大切な生活習慣です。
しかし、日本人の5人に1人が不眠に悩み、3人に1人が睡眠障害を抱えていると言われています。
睡眠障害には「不眠」と「過眠」があります。どちらも睡眠の質は悪い例です。
4つの不眠タイプ
・入眠傷害:不眠の中で最も多く、寝つきが悪い、なかなか眠れないタイプ
・中途覚醒:夜中に何度も目が覚めて、すぐに寝付けないタイプ
・早朝覚醒:必要以上に早く目覚めて、それから眠れなくなるタイプ
・熟眠障害:眠りが浅く、熟睡できないタイプ
過眠
寝不足の「不眠」と反対に、寝すぎも「過眠」と呼ばれ、質の悪い睡眠に当たります。
高じて過眠症になると、夜眠っているのに日中に強い眠気が生じて、起きているのが困難になります。
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