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スマートフォンで HIVと梅毒 の抗体検査が実施可能になるアクセサリー機器を、アメリカのコロンビア大学が開発したそうです。
性感染症(STD)の検査は、症状があるほど検査をためらい、手遅れになることも少なくありません。こうした方法で検査が普及すれば、梅毒やHIVで命を落とす人が減っていくでしょう。日本では現在、HIV患者数は横ばい状態なのに、梅毒は年々増えています。原因はよくわかっていないようです。 HIVと梅毒 はどんな病気でしょうか。
HIVと梅毒 :免疫力を低下させるHIV(ヒト免疫不全ウィルス)
エイズウィルスは、感染すると免疫力を低下させてしまうウィルスです。その感染経路には、性行為による感染、血液感染、母子感染があります。
性行為による感染は、粘膜や傷口を通して、血液内にHIVが入ることによります。
血液感染は、輸血された血液から起こります。ですから、自分の血液をあらかじめ採血して、手術時に「自己輸血」をすると、感染の心配がありません。
母子感染については、現在、母親が感染していることが分かっても、妊娠中から治療を受け、赤ちゃんに感染しないような対策をとることができます。
HIVに感染しても治療をしないで放置していると、免疫力が弱くなり、数年~10年でさまざまな病気が起こります。これえがエイズ(後天性免疫不全症候群)です。
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