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スキンケアの見直しを！

 
では、お肌の乾燥を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。
ここでは特に、基本となるスキンケアの見直しについて、焦点をあててみたいと思います。
 

洗顔

1日に何回も洗浄剤を使用して洗顔をする人がいますが、洗浄剤の使い過ぎは、バリア機能にとって重要な皮脂を過剰に洗い流してしまいがちです。ですから、乾燥が強い時などは、例えば朝の洗顔はぬるま湯だけにする、というのも一案かもしれません。
 
ただし、前夜使用した乳液や美容液、夜間に分泌された皮脂が、皮膚上で酸化し、お肌に残ったままだとトラブルの原因にもなるので注意が必要です。もし、お肌に残る感じがあるようなら、低刺激の洗浄剤で軽く洗顔します。
 
熱めのお湯だと皮脂も洗い流してしまうので、水～ぬるま湯を使用しましょう。
また、丁寧に洗うことはもちろんですが、時間をかけ過ぎず、短時間で洗うことを心がけます。摩擦も肌にとって負担になります。ゴシゴシ洗わず、肌と手のひらの間に泡をはさんで、泡を動かすように洗います。
 
もちろん、洗顔後にタオルで拭く際も、摩擦を最小限に、水滴を抑え拭きする程度にしましょう。
といっても、自然乾燥はよくありません。洗顔後は皮脂が洗い流されている状況なので、大変無防備な状態です。表面の水分が蒸発する時、一緒に皮膚内部の水分も蒸散してしまうので、水分を拭き取った後は、出来るだけ早い段階で保湿をしましょう。
 

保湿

保湿をする際には、肌の表面だけではなく、内部まで潤わせることが重要です。
手のひらでなじませるよう、そしてしっかり浸潤させるようなイメージで、浸透させます。
その後、浸潤した水分が逃げないよう、蓋の役割として、乳液やクリームなど、油分のあるものを重ねづけしましょう。
特に皮脂線の少ない口元や目のまわりは水分が蒸発しやすいので、油分のあるものを補うといいですね。
 
 

改善されない時は医師に相談を！

 
乾燥肌は、年齢や体質、季節や環境、生活習慣などが要因となります。もし、なかなか改善されない場合は、皮脂欠乏性皮膚炎（乾皮症）など、皮膚疾患を発症していることもありますので、一度皮膚科を受診しましょう。
 
 
 

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