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朝食を抜くことでの影響
脳出血のリスクが高まることはその影響のひとつですが、それ以外にも、体内時計が狂うことで起こる身近な影響があります。
太りやすい身体を作る
ダイエットのために朝食を抜く方もいますが、これは逆効果。朝食を抜いて空腹時間が長くなると、その後の食事での吸収効率が高まり、結果として脂肪細胞をため込む働きが高まります。
冷えや代謝能力の低下につながる
食事をとると、「食事誘発性熱産生」が起こります。これは、食べ物が取り込まれ、消化器が運動することによって熱が作られることを指します。それにより、体温が上がります。体温が上がれば、体内の代謝活動性が高まります。特に朝食では、食事誘発性熱産生が起こりやすいと言われています。
睡眠の質を下げる
朝起きて夜眠るというサイクルは、体内時計によってコントロールされています。そのリズムが乱れると、寝つきが悪くなったり、疲れが十分に取れなかったりと、睡眠の質を下げてしまいます。
朝食抜きが習慣になり、このような影響が続くと、肥満や冷え、疲労感などの日常での不調にとどまらず、睡眠障害や生活習慣病につながる可能性も高くなります。おにぎりやバナナ、ヨーグルトなど、食べやすいものからでも、朝食をとることを習慣づけましょう。
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