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豆乳のメリットって?
動物性タンパク質はアミノ酸の質が良いのですが、摂り過ぎるとコレステロールを増やし、肥満を助長してしまいます。一方で、植物性タンパク質はアミノ酸の質は劣るものの、コレステロールを低減し、肥満の解消に役立ちます。大豆から作られる豆乳は植物性ですが動物性のようにアミノ酸の質が良く、優秀なタンパク質源です。
また、含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た形をしているので女性ホルモンのバランスを調えて、骨粗鬆症や乳がんの予防に役立ちます。男性は関係ないと思われがちですが、男性の体内にも女性ホルモンは分泌されていて、抜け毛の予防などにも関係することがわかっています。
「豆乳ヨーグルト」の作り方
ヨーグルトで作る方法
市販のヨーグルトは乳酸菌によって謳っている効果が違うので、好みのものを選ぶ。果物や砂糖、寒天などが入っているものではなく、プレーンのものを選びましょう。「乳酸菌が生きて腸まで届く」「生菌」などと書かれているものがおすすめです。
1:容器とスプーンを熱湯消毒する。
2:常温~人肌に温めた無調整豆乳とヨーグルトを混ぜる。
3:30~35℃に一晩(8時間程度)保温。温かい場所か炊飯器の保温機能を活用しましょう。
玄米で作る方法(乳アレルギーやベジタリアンにおすすめ)
1:容器とスプーンを熱湯消毒する。
2:玄米を水洗いして汚れを落とし、常温~人肌に温めた無調整豆乳と混ぜる。
3:室温で一日程置いておく。固まったら出来上がり。
玄米は、乳酸菌だけではなく酵母による発酵も考えられます。酵母も身体にいい働きをしますが、健康状態や便秘解消や肌の調子など、効果を確かめながら続けましょう。
最近では、豆乳を発酵させるヨーグルトの種菌が販売されています。自宅で作って食べるのを習慣にすれば、健康にはもちろん経済的にもいいですね。「豆乳ヨーグルト」にチャレンジしたい人は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
執筆:山本ともよ(管理栄養士)
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