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執筆者:井上愛子(保健師)
監修医:坂本忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
休日に家族や友人と遊園地へ。そんな楽しい1日ですが、「ジェットコースターに乗れないので気が重い」「待っているのも暇で乗ってみたけれどやっぱり怖かった」という方も少なくないでしょう。好き嫌いの分かれるジェットコースター。乗れないことには、どんな原因があるのでしょうか。
独特の浮遊感・「エアタイム」
ジェットコースターで高い所から急降下すると、身体や内臓が浮くような、フワッとした感覚が生じることがあります。通称「エアタイム」と呼ばれ、ジェットコースター好きのなかには「これがやみつき」という人も。
一方で、この浮遊感が苦手という声も多数聞かれます。浮遊感は、ジェットコースターの加速により強い反重力がかかることが原因です。特に、緊張や恐怖心から身体を硬くして座席に押し付けていると、浮遊感はより強まります。
ジェットコースターがカーブする時や、急降下する時は、むしろカーブに合わせて身体を少し傾けたり、急降下に合わせて腰を浮かせたりにすると、重力と身体が一致し、浮遊感が軽減されます。
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