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乗り物酔いをする場合は
ジェットコースターに限らず、車や船に乗っていると、身体に加わる揺れや加速度によって内耳の三半規管が刺激され、乗り物酔いを起こす場合があります。この揺れによる刺激と身体の感じる知覚の調和が取れなくなると、自律神経の失調状態に陥り、酔いが起こると考えられます。
症状としては、吐き気や冷や汗、顔面蒼白など。体調不良では乗り物酔いがさらに悪化する可能性があるため、ジェットコースターに乗る時は万全の体調で、前日は睡眠を十分にとっておいた方が良いでしょう。
乗れない原因は心理的な恐怖感も
特定の対象に不安感を持つ恐怖症も、ジェットコースターに乗れない原因のひとつになることがあります。特に高所恐怖症の場合、高いところに不安や恐怖を感じ、動悸やふるえなどのパニック発作を引き起こすことがあります。
ジェットコースターは高所を早い速度で移動するため、安全だとわかっていても、誰でも多少は不安になるでしょう。高所恐怖症の克服を目指す薬物療法や精神療法もありますが、日常生活に支障がなければ問題視することはありません。そのため高所恐怖症でジェットコースターを苦手とする場合は、見送ることが得策と言えそうです。ただし、このような恐怖感は慣れによって改善される場合もあります。
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