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カフェイン効果を最大活用するには
成人の1日のカフェイン摂取量は200~300mgが理想です。
コーヒーに含まれるカフェインの量は、カップ1杯でおおよそ、インスタントで50~60mg、ドリップで140~160mg含まれているそうです。
しかし、カフェイン効果が体内から消滅するまでに8~12時間、完全に体内からカフェインが消滅するには数日かかります。
これでは毎日コーヒーを飲んでいたら、カフェインの効果が感じられなくなってしまいます。
カフェインの効果を有効的に活用するには、まずは週末だけでも「カフェイン断ち」をしてみると良いかもしれません。
カラダはコーヒーなしでも目覚められる仕組みになっている
爽やかな朝を迎えたい時間帯にストレスホルモンのコルチゾールの分泌量が多いのは、なぜなのでしょうか。
生物は寝ている間も心臓を動かしたり、細胞内の活性を維持するために血液中にブドウ糖が必要です。
コルチゾールは、寝ていて食事からエネルギーが摂取できない間も、血糖値を維持する役割を果たしているのです。
朝3時頃からコルチゾールが分泌しはじめ、体温が徐々に上昇して目が覚めます。そしてコルチゾールの分泌量がピークになるのが、朝8時から9時なのです。
つまりカラダは、自然と目覚めるような仕組みになっているのです。
寝る前にカフェインが体内に残っていると、自律神経が高ぶってなかなか寝付けなくなり、コルチゾールの分泌する時間もずれてきます。
コルチゾールは食事によっても分泌量が変動します。朝8時~9時以外にも食前後1時間は同様に、コーヒーを飲むとコルチゾールの分泌量が50%増える可能性があります。
カフェインは摂取量と摂取時間を調整し、その効果を上手に取り入れたいですね。
参考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shokueishi1960/30/3/30_3_254/_pdf
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