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「水」と「お湯」、手荒れを防ぎやすいのは…
では、手荒れを防ぐために、普段どんなことに気をつければよいのでしょうか?
上記を踏まえると、余分な皮脂まで洗い流してしまわぬよう、手洗いの際にお湯を使うのは避けた方が良いようですね。
水か、冬場はせめてぬるま湯にしましょう。
手洗い後は、清潔な吸水性のよいタオルで、水滴をしっかり抑え拭きし、水分が残らないようにしましょう。
皮膚に水分が残ったままだと、表面の水滴が蒸発するときに、皮膚内部の水分も一緒に蒸発してしまいやすくなります。また、だからといってゴシゴシ拭くのは厳禁!摩擦も肌に刺激を与え、肌のコンディションを悪化させます。
炊事の際にゴム手袋をすることも有効です。ただ、なかにはゴムやパウダーが合わずに手荒れする人もいるので、注意が必要です。パウダーフリーのものもあります。
「次の水仕事の後に」とか「子供の世話が終わったら」など、ついつい保湿を後回しにしがち。手洗いや水仕事の後には、お肌の水分の蒸発を防ぐために、なるべくすみやかに保湿をしましょう。各水回りに保湿剤を置いておくのも一案ですね。
また、お出かけ前に乳液やクリームなど油分のあるものでお肌をプロテクトしておくと、肌内部の潤いをキープできるでしょう。
手荒れのひどい時は受診を
このように工夫をしてみてもなかなか改善しないしつこい手荒れや、かゆみなどの他の症状もみられるような時は、保湿だけではなく、外用薬が必要な場合もありますので、一度皮膚科の医師に相談してみましょう。
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