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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医学博士 公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
「このリンス泥棒!」
「そこらへんにトコロテンを置いてください」
これらはユニークな寝言の例ですが、パートナーや家族の寝言は、ときに笑い話となって楽しいもの。
でも、寝言の種類や頻度によっては、心の不調や病気のサインである可能性もあります。アブナイ寝言の見分け方をみてみましょう。
寝言は遺伝する?
寝言は子どものときに多くみられますが、成長とともに徐々に頻度や長い寝言が減り、25歳を過ぎるとほとんどなくなります。
ただ、大人でも日常的に寝言をいう人もいます。大人にみられる寝言は、女性よりも男性に多く、さらに寝言をよくいう家系もあり、遺伝の影響も指摘されています。
寝言は、睡眠の種類によって特徴に違いがあります。
体も脳も、どちらも休んでいる「ノンレム睡眠」のときの寝言は、日常生活での出来事に関するものが多く、夢との関連はあまり見られません。
一方、体が休んでいても脳は活動している「レム睡眠」のときの寝言は、そのときみている夢と関係している場合が多く、感情豊かなものが増えます。
夢自体が現実離れしたものが多いため、冒頭のようなユニークで摩訶不思議な寝言は、レム睡眠のときに多く出ると考えられます。
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