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執筆:山本 ともよ(管理栄養士)
ヨーグルトのいろいろな製品を試したことがある人は、製品によって「とろみ」が強いもの、固形物の割合が多く「かたい」ものなど、形状の違いを感じたことがあるかと思います。
実はこの「とろみ」が健康によいことがわかっているのです。
手作りのヨーグルトは独特のとろみがあり、同じようなとろみを売りにした製品も出ています。とろみの正体やその効果についてご紹介します。
「とろみ」の正体
その正体は「EPS」という成分。これは、「Exopolysaccharide(エキソポリサッカライド)」の略で、乳酸菌が発酵の過程で作り出す物質です。乳酸菌の中でも特に、「クレモリス菌」が産生するEPSの粘りが強いことが注目されています。
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