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執筆:Mocosuku編集部
冷蔵庫の中身と食中毒には、深い関係があるようです。
家庭での夏の準備で大活躍の冷蔵庫。
「とりあえず冷蔵庫に入れておけば安心」とばかりに詰め込んでいっぱいになっていませんか?
消費期限や賞味期限が切れている食材や、使いかけの調味料などのほかに、食品からもれた汁で庫内が汚れていたり、詰め込み過ぎで庫内温度にムラがあると、細菌が繁殖する可能性があります。
詳しくご紹介しましょう。
「冷蔵庫」の適温は?
厚生労働省が発表している「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」では、冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫はマイナス15℃以下に維持することが目安とされています。
しかし、冷蔵庫に入れたからといって食品の細菌は死ぬわけではないので、早めに使い切ることが大切です。
また、冷蔵庫内に食品を詰め込んでいると、冷気が行き渡りにくくなり、庫内の温度にムラが出て細菌が繁殖しやすくなるため、注意が必要です。煮ものなどの温かい料理を保存する場合は、必ず室温まで冷ましてから入れるようにしましょう。
冷蔵庫内の食品量の目安は7割程度とし、冷気が十分に行き渡るようにすれば、節電にもつながります。何より食品が取り出しやすくなるので、使い残しも防げるでしょう。
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