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ハラスメントに手を染めやすい傾向
自己愛性パーソナリティ障害の人は、第一印象では魅力的に映り、好感を持たれることも少なくありません。しかし、つき合いが深まるにつれて、身勝手さや粗野なことが露呈し、がっかりされてしまいます。
このタイプにとって、相手は自分の都合や利益に利用するものなので、他人の気持ちに無関心で、共感性に乏しいという特徴があります。
このタイプはやや男性の方が多いという説もあります。うつ病との親和性が高いほか、引きこもり、強制わいせつ、セクハラ・モラハラ、ストーキング、DVなどに手を染める傾向も見られます。
自己愛性パーソナリティ障害の人との接し方
上記のような振る舞いに、周囲は何かと苦労させられます。
相手の気分を害さないように忠告するのは至難の業で、忠告や意見が攻撃となって返ってくることもしばしばです。相手の嫌な部分はいったん保留し、良いところを褒めて安心させ、尊大さを傷つけないように注意しながら、進言できるような関係づくりをすることが大切です。
このタイプは基本的に小心で、嫉妬深く、負けん気が強いので、功名心を刺激するように忠告していくことが効果を生むようです。現実処理能力は高くないので、優秀なマネージャー的存在がパートナーになると、能力を発揮し成功へと導かれます。
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