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自己愛と男尊女卑へ向かう「ピーターパン症候群」基本的な4つの症状
無責任
過保護に育てられて「自分は特別」と思っている。でも、さまざまなことを訓練していないので、自分に自信がない。
不安
両親の不和、子どもの頃からの家庭の緊張感、温かいコミュニケーションの欠如、遊びと仕事のアンバランスなど、両親の結婚生活の悪影響で不安になっている。
孤独感
経済的に豊かな家庭で育っているので、働くことへの価値観が崩壊し、時間を持て余している。そこで、流行を追いかけ、たくさんの友だちを作って仲間外れにならないようふるまっているが、神経をすりきらせて結果的に「孤独感」だけが残っている。
性役割の葛藤
「男らしくあれ」ということに適応できずに、葛藤している。
一言でいえば「未熟」なパーソナリティは、上に挙げた4つの基本症状が発展して、ナルシシズム(自己愛)と男尊女卑の傾向を生み、愛を通して成長することを阻んでしまうと言われています。しかし、ピーターパン症候群の男性たちは、こうした自己愛や男尊女卑を露骨に見せることはなく、表面上は「やさしく」ふるまいます。
ピーターパン症候群の恋愛傾向とは
次のような項目に該当すると、ピーターパン症候群の傾向は強いとされています。
・記念日や誕生日といった大事な日を忘れる
・「ごめんなさい」の一言がどうしても言えない
・友達のためなら何でもするが、彼女や妻からの頼みはほとんど無視する
・自分から出かけたい時以外は「外出しよう」と言わないし、何かしようと自分から提案しない
・父親とは「会いたい」と思っているが、いざ目の前にすると深みのない会話しかできない
・自分と違う意見に耳を貸そうとしない
・不平不満を言うだけで、何もしない
・アルコールが入ると人が変わり、カラ元気にはしゃいぎ、理由もなく怒りだす
・わけのわからない不安におびえたり、自信が無くなったりする。でも、それには触れられたくない
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