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栄養素不足の悪循環に陥る夏バテ
夏バテは、室内外の温度差による自律神経の乱れや睡眠不足、大量発汗や食欲不振による栄養素不足で起こります。代表的な症状は、全身のだるさと疲労感。
暑さによって睡眠不足や食欲不振になると、さらにだるさや疲労感が増すという悪循環に陥ります。
熱中症と同様に脱水状態に影響するカリウムの不足のほか、長期的な不調が続くと、疲労回復に働くビタミンB1やビタミンCなどの栄養素も不足しやすくなります。
さらに、食欲不振や消化不良によるエネルギー不足も起こります。
外界からの刺激による肌荒れ
夏場に特徴的な刺激は「気温」と「紫外線」です。
肌は外気の温度変化に応じて表面温度が上昇します。このため気温の高い夏は毛穴が一定以上の大きさに開き、汗や皮脂によってベタつきが目立つのです。
紫外線の刺激を受けると、肌を紫外線によるダメージから守るためにメラニンを多量に生成するため、それがシミの原因となります。また、紫外線は肌の乾燥を招くため、目元や口元などの皮膚の薄い部分の小ジワの原因にもなります。
皮膚の細胞は、気温や紫外線からダメージを受けると早く回復しようとします。この結果、肌の再生に必要なタンパク質やビタミンA、B群、Cなどが多量に消費されます。
これらの栄養素が不足状態になると、肌の再生が円滑に進まず、肌荒れにつながるのです。
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