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執筆:井上 愛子(保健師)
監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
「猫が好きだけど近寄るとクシャミが止まらない」「室内犬のいる友人の家に行くと、体がかゆくなる」
そんな動物アレルギーの悩みは、数多くあるアレルギーの中でもよく耳にするものの一つです。
どうして動物でアレルギーが起こるのか、原因と対策を知ることで解決につながるかもしれません。
詳しく見ていきましょう。
そもそも「アレルギー」とは、なに?
人間は外界のウイルスや細菌といった異物が体内に入った時、免疫機能を働かせて身体を守る仕組みを持っています。しかし、その免疫機能が過剰に反応してしまうと、自分自身の細胞を攻撃し、かゆみや喘息症状などを引き起こすアレルギー反応を起こしてしまいます。
アレルギーを引き起こす物質を「アレルゲン」といいます。
卵やそばなどの食べ物、また花粉などが広く知られていますが、動物の毛やふけ、唾液や皮脂に含まれる物質なども、アレルゲンとなり得るものの一つ。そのため、猫や犬など特定の動物と接触すると、人によってはアレルギー症状が出る場合があります。
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