“怒り”をコントロールする「アンガー・マネジメント」

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“怒り”をコントロールする「アンガー・マネジメント」

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怒りをコントロール :怒りを受けとめる=相手を受けとめる

 
そんな取り組みが実を結び、今は子供たちがいる場所に行くことを、みどりさんは恐れるどころか楽しみに感じられるようになりました。
 
子供の自由奔放さに、時にいら立ちを覚えることもあります。
 
でも、そんな自分を見つめて、
「これだけトレーニングしても、まだ怒りって出てくるんだ」
と思えるようになったというみどりさん。
 
怒りを感じながらも、それに振り回されずに、笑って「何やってるの」と言えるようになりました。
これもまた、感情を受け止める心の筋肉を鍛えることなのだ、と考えるようになったと言います。

 
 

感情からメッセージを受け取る

 
これまで、みどりさんの取り組みを例に、怒りについて考えてきました。
みどりさんの怒りには、比較的わかりやすい側面もありました。
 
しかし、時に怒りの背景には、気づきにくい別の感情や考えが隠れ、影響を及ぼしていることがあります。
怒りを恐れず、怒りに率直に向き合うことで、私たちはそこからたくさんのメッセージを読み取ることができます。
 
それは、喜びや悲しみといったほかの感情も同じです。
感情に振り回されないことで、豊かなメッセージを受け止められるようになれる、そんなことを感じてもらえたら幸いです。

 

(この事例は複数の実例を基に構成しています。また、プライバシー保護のため一部を脚色しています)
 
 
<執筆者プロフィール>
玉井 仁(たまい・ひとし)
東京メンタルヘルス・カウンセリングセンター カウンセリング部長。臨床心理士、精神保健福祉士、上級プロフェッショナル心理カウンセラー。著書に『著書:わかりやすい認知療法』(翻訳)など

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