40代での発症も。うつ病と間違えやすい「若年性アルツハイマー」

Mocosuku(もこすく)
  • 40代での発症も。うつ病と間違えやすい「若年性アルツハイマー」

  • Mocosuku(もこすく)
医療資格者や専門家だけの記事を配信

40代での発症も。うつ病と間違えやすい「若年性アルツハイマー」

公開日時

若年性アルツハイマー病 の予防方法は?

 
<食生活が重要>
塩分や動物性脂質の摂り過ぎに注意しましょう。
青魚のEPAやDHAは、血液をサラサラにしてくれる効果があります。また、野菜に含まれているビタミン群(E,C,βカロチン)を食べるようにしましょう。
 
赤ワインなどに含まれているポリフェノールも効果があります。
納豆は、若年性アルツハイマーの予防食と言われています。
 
<頭やからだの運動>
ダンスや手先を使ったことをすることは、脳細胞を刺激します。日頃から読書をしたり、文章を書いたりしましょう。
囲碁や将棋、麻雀、ゲームなど頭を使い考えることを日頃からすることも大事です。
 
<早期発見、早期診断>
アルツハイマー病だと早期に診断を受ければ、進行を遅くすることができますし、家族の方も準備をする時間が取れます。
周囲の人が気がついたら、すぐ受診しましょう。
 
<その他>
質の良い睡眠をとることは、脳を休ませます。
タバコは血管を収縮させるので、吸わないほうがいいでしょう。アルコールは多量に飲むと脳を萎縮させる原因になります。
 
日頃から、笑顔で生活できるように、人間関係や身だしなみにも気を配り楽しく生活することが若年性アルツハイマーの予防になります。

 
 
高齢社会を迎えている今日において、世界中で話題になってきた「認知症」。遠い未来のことでも、他人事でもなく、身近な問題として考えるべきなのかもしれません。
 

スポンサーリンク

先週よく読まれた記事

ヨガはどうしてカラダに良いの? 医学的に掘り下げてみよう

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 昨今のヨガブームにより、趣味としてヨガを楽しまれている方も多いのではないでしょうか。 「なんとなく健康に良さそう」というイメージの強いヨ...

不眠症ならぬ「過眠症」をご存じですか? 症状や原因とは

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ あなたは自分の睡眠に満足していますか? 睡眠の悩みと聞くと、多くの方が思い浮かべるのは「不眠症」でしょう。 しかし、「過眠症」で悩んでい...

朝起きたら首が… やっかいな「寝違え」の原因と治し方

執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師) 医療監修:株式会社とらうべ 「朝起きたら首が痛い・・・寝違えたかも!?」 このような経験、どなたも一度はあるでしょう。 そもそも寝違えはどうして...

冷え対策に、「温活」をはじめよう!

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 婚活、妊活、終活など、最近は「〇活」というコトバがよく使われています。 「温活」もそのうちのひとつで、今や書籍やインターネットなどあちこ...

「失神」と「睡眠」の違い どこに注目すればいい?

執筆:南部 洋子(看護師) 監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ) 「失神」と「睡眠」の違い、見た目ではなにがどう違うのか、わかりませんよね。 例えば、飲み会...

つった! 寝ていたら足がつるのはどうして?対処法は?

執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士) 夜寝ている時、突然足がつってしまい、激痛で目が覚めた! そんな経験をされた方、いらっしゃいませんか? 突然起こる足のつり。どうしてこのようなことが起...

働く人に増えている「適応障害」 原因となる3つのパターン

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 環境にうまくなじめないことから、落ち込んだり、意欲や自信を喪失したり、イライラして怒りっぽくなったり、体調面が悪くなったり、場合...

【認知症】新着記事

あれ、なんだったっけ…? 「ど忘れ」は認知症の始まり?

あれ、なんだったっけ…? 「ど忘れ」は認知症の始まり?

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ ど忘れは「度忘れ」「胴忘れ」などと辞書には表記されています。 「ど忘れ」「度忘れ」は、よく知っているはずのことをふと忘れて思い出せない...

2018/06/22 18:30掲載

30代からは「筋肉の質」 今日からロコモ対策はじめませんか?

30代からは「筋肉の質」 今日からロコモ対策はじめませんか?

執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師) 医療監修:株式会社とらうべ 現在日本は、誰も経験したことがない超高齢社会に突入しています。 誰だって年はとるものです。 ほとんどの人は最...

2018/02/08 18:30掲載

40代が曲がり角! 今日から始められる「認知症予防」

40代が曲がり角! 今日から始められる「認知症予防」

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 高齢社会白書(内閣府、平成28年版)によると、65歳以上の認知症患者数と有病率の将来推計は、2025年には患者数700万人(有病率2...

2017/10/29 18:30掲載

ただのもの忘れ?認知症の始まり? 違いや特徴の見分け方

ただのもの忘れ?認知症の始まり? 違いや特徴の見分け方

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 認知症の早期発見や予防に注目が集まっています。 認知症の症状には、脳が壊れて生じる「中核症状」と、生活環境や体調が影響...

2017/10/04 18:30掲載

太りすぎでも、痩せすぎでもよくない? 「認知症と体重」の関係

太りすぎでも、痩せすぎでもよくない? 「認知症と体重」の関係

執筆:藤尾 薫子(保健師) 医療監修:株式会社とらうべ 超高齢化とともに患者数や予備軍が増えていて「認知症」が加齢に伴う病いであることはよく知られています。 また最近では、脳の神経細胞が壊されること...

2017/07/27 18:30掲載

「えっ…」もしかして、アブナイ? 認知症のサインとは

「えっ…」もしかして、アブナイ? 認知症のサインとは

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 認知症患者数は、超高齢社会が進むにつれて急増しています。 国民の10人に1人が認知症という事態も迫っています。 おも...

2017/03/20 18:30掲載