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油自体に問題があることも
油は光、熱、金属等の作用により酸化されます。酸化によって色調が変化したり、不快な臭いが発生したり、有害物質がつくられることがあります。有害物質が出ている食べ物を摂取することで食中毒の症状としてお腹が痛くなることがあるのです。
腹痛以外にも下痢、頭痛、吐き気・嘔吐、倦怠感などの症状がでることもあります。このような劣化油によるトラブルを起こさないためにも、油は温度が低くて暗い場所で空気に触れさせないようにして管理しましょう。
揚げ物を食べてお腹が痛くなる場合、病気の可能性もありますが、使用している油の劣化や食事内容により影響を受けることもあるため、使う油にも気を付けつつ、食事のバランスにも注意しましょう。
あまりにも腹痛が続く場合には自分で判断せず、一度病院で相談してみましょう。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
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