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執筆:松本 たお(正看護師・新生児蘇生法NCPR専門コース終了認定者)
「季節の変わり目は体調を崩しやすい」と昔から言われています。
猛暑の夏から急に涼しくなる秋にかけて、特に増える症状が「めまい」です。しかし一体それはどうしてなのでしょうか。
秋にめまいが重くなる原因や、その対処法をまとめてみましょう!
秋にめまいが増える原因は?
めまいの原因には、姿勢のバランスを保つ三半規管(さんはんきかん)や耳、脳、血圧などの異常によるものが挙げられます。これらの異常は病院で検査することで原因を特定していくことが可能ですが、検査ではわからないのが「自律神経失調症」によるものです。
秋に出現するめまいの多くは、自律神経のバランスが崩れるために起こるもの。秋は、急激な気温や気圧の変化に加え、日内の気温差が大きいことから自律神経のバランスを乱しやすいのです。
また近年では「秋バテ」という言葉が生まれる程、様々な症状で苦しんでいる人が増えています。
これらの症状が現れる背景には、真夏の猛暑で最高気温が年々上がっていることや、冷房の使い過ぎにより体が冷えてしまっていることなどがあるようです。
また、めまいの他にも火照りや発汗、頭痛、疲れやすさ、精神面の不安定さなどの症状が重なっているときは、自律神経の障害を疑って間違いないでしょう。
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