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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医学博士・公認スポーツドクター(日本オリンピック委員会強化スタッフ))
スポーツの秋、運動会の秋。運動やスポーツを楽しむ季節ですね。
しかしそんな秋の意外な落とし穴が「脱水症」なのです!
夏場は気をつけていた水分補給も、秋になり、涼しくなったからといって怠ってはいけません。単に「水分を摂れば良い」と思っていると、かえって症状を悪化させることもあります。
今日は適切で、効果的な水分補給のポイントをもう一度、ご一緒にチェックしていきましょう。
体重の2%の水分喪失で危険に!
体の水分が不足して起こる脱水症。
初めは「喉の渇き」、さらに進むと「全身のだるさ」「頭痛」「吐き気・嘔吐」「めまい」などが起きます。
さらに水分不足が続いて汗が出ない状態になると体温が急上昇。熱中症のリスクが高まり、命にかかわることもあります。
脱水症になる水分不足の目安は、体重のおよそ2%。体重50キロの人なら約1リットルの水分を、汗や尿などで失うと、危険な状態になります。
人は多いときには1時間500~600mlの汗をかくとされます。
つまり、体重50kgの人でいえば、およそ2時間激しい運動を続けると脱水症の危険ラインに近づいているか、すでに踏み越えていることになるのです。
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