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緑内障とは?
視野の一部が、だんだんと見えなくなっていき、気がついたときには、見えない部分がかなり広がってしまう病気です。
目の奥には「視神経」という脳に情報を伝達するケーブルがありますが、緑内障はこの視神経が障害されることにより起こります。
原因としては、眼球の中の圧力(眼圧)の上昇で、視神経が圧迫されることにあります。目の中の「房水(ぼうすい)」という透明な液体が流れにくくなると、房水が溜まってしまい、眼圧が上がるのです。
主な治療法
一般的には、最初は点眼薬を使い、2~3種類の点眼薬を使うことが多いです。房水を流れやすくする薬や房水の産生を抑える薬で眼圧を下げます。
レーザー治療や手術は、房水の流れを変えるための通り道や排出路を作ります。レーザー治療は外来で出来ますが、手術は入院が必要です。
白内障とは?
目の中には、水晶体というレンズの役割をする部分があり、本来は無色透明なのですが、加齢によって水晶体が濁ってしまい、ものが見えにくくなります。
その症状は「まぶしい」「かすむ」「ぼやける」「ものが二重三重にダブって見える」などと訴える人も多いようです。
主な治療法
白内障の初期段階では、点眼薬や内服薬による治療があります。病気が進行して物が見えにくくなり、日常生活が不自由になってくると手術の必要があります。
現在、多く行われている手術は、濁ってしまった水晶体を取り除き、眼内レンズ(人工レンズ)を入れる手術です。
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