(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
一日の中でも寒暖差が大きい
秋は冬に比べて寒いとまではいかないものの、一日たつごとに風が冷たくなり、朝晩の冷え込みが出てきます。
朝晩は20℃を下回ることが多くなり、少しずつ朝晩と日中の間での気温差が大きくなります。
身体は、外の温度が高ければ身体の熱を放出するために汗を多く出し、外の温度が低ければ熱をため込むことで常に一定の体温になるよう、調節しています。
よって、一日の中で寒暖差が大きくなると、調節機能を使い分けなくてはいけなくなるため疲労がたまりやすくなり、風邪をひきやすくなるのです。
寒暖差を軽減するために、日中の暑さに応じたものではなく、朝晩の冷え込みに応じて羽織るものを用意して、気温の変化に対応できようにすることが風邪予防に有効です。
「シャワーだけ」は要注意
夏は暑さ対策として、お風呂ではなくシャワーで済ませてしまう方も多いかと思います。
しかし秋になってくると朝晩は冷え込むこともあり、シャワーのみで済ませてしまうと体を冷やしてしまい、より風邪をひきやすくなってしまいます。
そのため、シャワーだけではなくなるべくお風呂に浸かり、しっかりと体を温めることで、身体の疲労もとれ風邪をひきにくくなります。
食欲にスポーツに行楽の秋。体調管理に気を付けて、めいっぱい秋を楽しみましょう。
<執筆者プロフィール>
山村 真子(やまむら・まこ)
看護師・西東京糖尿病療養指導士、一児&犬二匹の母親兼主婦。現在は医療系ライターとして執筆活動中
スポンサーリンク