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食品別の保存方法と使用期限の目安とは?
1.肉類
小分けにして冷凍し、解凍する際は冷蔵庫で5時間程度かけて解凍します。保存期間はおおよそ2週間~1か月程度です。
肉にあらかじめ下味をつけたり、ひき肉は肉団子やハンバーグにしたりすると解凍後の時短調理にもつながります。
2.魚類
魚類は特に鮮度が大切な食品です。内臓やエラなどが付いたままの一匹の魚は、下処理をして鮮度低下の原因となる内臓などをしっかりと取りましょう。切り身にしてから冷凍すると使いやすく便利です。
切り身の魚は1切れずつラップに包んで冷凍できます。発泡スチロールのパックに入ったまま冷凍すると、旨み成分が流れ出てしまうので必ず取り出すことがポイントです。
使用期限はおおよそ2週間ですが、なるべく早めに使い切るようにしましょう。なお解凍は冷蔵庫で解凍します。
3.貝類
あさりやしじみなどの貝類は、砂抜きをすればそのまま冷凍保存ができます。密閉できる袋に入れ、1ヵ月を目安に使いりましょう。
解凍はせず、冷凍したまま使用することができます。パスタや味噌汁などに使えて便利です。
4.ごはん
ご飯類は炊きたての状態でラップにくるみ、粗熱をとってから冷凍します。炊きたてをラップで包むことで適度に水分を包むことができ、ぱさぱさになるのを防ぐことができます。
老化を防ぐ為、なるべく平たく包むことがポイントです。ごはんの粒をつぶさないようにふんわりと包みましょう。
解凍は電子レンジで加熱します。1ヵ月を目安に使い切りましょう。
5.野菜類
種類にもよりますが、野菜は冷凍できるものがほとんどです。必ずカットをし、1回分ずつラップに包んで冷凍しましょう。
解凍は必要なく、そのまま調理できます。生食には不向きなので、炒め物やみそ汁の具など加熱して使用するようにしましょう。
また、野菜は水分が多いので乾燥に弱い食品の1つです。他の食品以上に密閉することに気を使いましょう。使用の目安はおおよそ1ヵ月です。
便利な冷凍保存。冷凍方法や解凍方法にしっかりと気をつけて、より美味しく上手に活用してみてくださいね。
<筆者プロフィール>
永吉峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中
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